Saturday, June 11, 2011

台湾運転免許への切り替え

台湾では日本の運転免許から台湾の運転免許に無試験で切り替えができます。一年以上有効な居留証保持者が対象なのですが、「入境から一年以内に手続きをしなければいけない」ということについ最近気がつき、居留証更新ついでに切り替えに行ってきました。


私は士林の北區分處で手続きをしてきました。お昼休みがあるので、午後は13:25から受付です。

必要書類等:
  • 日本の運転免許証
  • 免許証翻訳文(JAFか交流協会発行のもの)
  • 居留証
  • パスポート
  • 写真 (各)申請書に1枚(ずつ)貼付け、2枚を発行手続き時に係員に渡します
受付で車免許用とバイク免許用の二枚の申請書をもらい記入、写真を貼付け後、身体検査を受けます。身長、体重、聴力、視力、動体視力と検査を受けます。日本人には検査の仕方を簡単に書いた日本語メモを見せてくれます。身体検査終了時に検査費用を払います。費用は、車免許がNT$200、バイク免許がNT$100です。

無試験ですので身体検査が終わるとすぐに発行手続きの窓口へ行き、写真、免許証、居留証、パスポートを提出します。パスポート等のコピーは持参しなくても係員さんが撮ってくれます。問題なければすぐ発行してもらえます。

私は住所変更で一度居留証を更新しており、そのため居留証上の有効期間が更新時からに書き換えられてしまっていたため、この日は結局発行してもらえませんでした。まあ新しい居留証がすぐ出来ますので、受け取ってから再度発行手続きに行ってきます。

居留証更新(依親)

[2011年6月時点の情報です]

台湾に来て間もなく一年、という事で居留証の延長手続きの時期が来ました。私の住む永和は新北市ですので、板橋の移民局で手続きです。

必要書類等:

  • 申請書
  • 居留証
  • パスポート
  • 写真 1枚(身分証明書用サイズのもの)
  • 依親対象者の戸籍謄本 1枚
延長期間は、1、2、3年のなかから自分で選択できます。費用は単純に延長年数 x NT$1000です。当然一番長い3年を選択しました。

受け取りは約二週間後となります。

私は以前、台北への住所変更時に居留証を更新していますが、このときはお昼すぎに移民局に着き一時間半以上待たされました。今回は三時すぎに到着し5分も待たずに手続きできました。皆さんもこれくらいの時間に行くのがいいのかもしれません。

Wednesday, March 9, 2011

台湾での求職活動

台北での就職が決まりました。私の求職活動の流れは:

  • 昨年12月末に104人力銀行にて履歴資料を公開(経歴等は英語で記述)
  • 1月中旬に1111人力銀行にて履歴資料公開、中国語履歴書作成
  • 2月中旬に中国語自己紹介文作成、公開
  • 3月初頭、台北にて面接、内定(日本語、英語、中国語の履歴書類提出)
内定まで約二ヶ月半でした。104人力銀行1111人力銀行というのは日本のリクナビみたいなもので、会員加入によって履歴書の登録公開、希望職種の求人情報メール配信のサービスを提供しています。他にも518人力銀行というのもありますが、こちらは外国人が会員になるための手続きが煩雑なため利用しませんでした。104人力銀行が一番利用者が多いようです。

私はまだ中国語が基礎レベル修了程度なので、求人情報が英語で書かれているものを中心に応募していきました。でも、やはり応募可能者欄に「外国人(外籍人士)」の記載がないものは、中国語力が高くない限り面接の機会をもらうのは難しいようです。ただ、応募資格条件については結構足りなくても面接がもらえる場合があるので、どんどん応募して面接で意気込みをアピールするのがいいようです。

台湾では学歴が結構重視され、特に留学経験はプラスになります。また、台湾の大学はそれほど勉強しなくても卒業できてしまうらしいので、その分在学時の成績がチェックされます。私も面接時に聞かれました。

台湾での履歴書類は、履歴書(履歷表)と自己紹介文(自傳)を用意します。「自己PR文」ではなく「自己紹介文」と書いたのは理由があります。英語や日本語の自己PR文は基本的に職務経歴とそこから学び得たことを書いていきますが、中国語の場合、家庭や生い立ち、座右の銘的な人生、仕事に対する考えなどに重点を置いて書いていきます。私も最初非常に違和感があったのですが、それなりに見栄えのするものを書き上げました。

台湾での就職では英語力はほぼ必須と言ってもよいくらいです。そのため、英文履歴書類も作成して、面接時に提出したほうが確実です。プラス日本語能力が求められる仕事であれば日本語の履歴経歴書も提出します。私が作成・提出したものは:
  • 中国語履歴書(履歷表)
  • 中国語自己紹介文(自傳)
  • 英文履歴書(Resume)
  • 英文自己紹介文(Autobiography)
  • 日本語履歴書
  • 日本語職務経歴書(自己PR文含む)
台湾では日本よりも、過去の自己に対する努力・投資が認められる環境です。日本のように年齢差別、非正規差別がひどくありませんので、私のように日本ではワーキングプア確定の人生でも自分に自信の持てる方はどんどん挑戦してほしいと思います。(私の給与額は台湾平均給与額よりも十分上です。)

ただ、私は台湾人と結婚し無条件就労可の居留証を持っていますので、普通の台湾人同様の就職活動ができましたが、そうでない場合は、やはりまず台湾に留学して学位を取得するか中国語をマスターするのがいいと思います。ちなみに台湾では留学生に対する奨学金がかなり太っ腹で、ほぼ無料で大学教育が受けられます。そして学部によっては授業、試験すべて英語で、中国語ができなくても卒業可能です。私も若ければこんな機会は逃さないのですが。