Wednesday, March 9, 2011
台湾での求職活動
台北での就職が決まりました。私の求職活動の流れは:
- 昨年12月末に104人力銀行にて履歴資料を公開(経歴等は英語で記述)
- 1月中旬に1111人力銀行にて履歴資料公開、中国語履歴書作成
- 2月中旬に中国語自己紹介文作成、公開
- 3月初頭、台北にて面接、内定(日本語、英語、中国語の履歴書類提出)
私はまだ中国語が基礎レベル修了程度なので、求人情報が英語で書かれているものを中心に応募していきました。でも、やはり応募可能者欄に「外国人(外籍人士)」の記載がないものは、中国語力が高くない限り面接の機会をもらうのは難しいようです。ただ、応募資格条件については結構足りなくても面接がもらえる場合があるので、どんどん応募して面接で意気込みをアピールするのがいいようです。
台湾では学歴が結構重視され、特に留学経験はプラスになります。また、台湾の大学はそれほど勉強しなくても卒業できてしまうらしいので、その分在学時の成績がチェックされます。私も面接時に聞かれました。
台湾での履歴書類は、履歴書(履歷表)と自己紹介文(自傳)を用意します。「自己PR文」ではなく「自己紹介文」と書いたのは理由があります。英語や日本語の自己PR文は基本的に職務経歴とそこから学び得たことを書いていきますが、中国語の場合、家庭や生い立ち、座右の銘的な人生、仕事に対する考えなどに重点を置いて書いていきます。私も最初非常に違和感があったのですが、それなりに見栄えのするものを書き上げました。
台湾での就職では英語力はほぼ必須と言ってもよいくらいです。そのため、英文履歴書類も作成して、面接時に提出したほうが確実です。プラス日本語能力が求められる仕事であれば日本語の履歴経歴書も提出します。私が作成・提出したものは:
- 中国語履歴書(履歷表)
- 中国語自己紹介文(自傳)
- 英文履歴書(Resume)
- 英文自己紹介文(Autobiography)
- 日本語履歴書
- 日本語職務経歴書(自己PR文含む)
ただ、私は台湾人と結婚し無条件就労可の居留証を持っていますので、普通の台湾人同様の就職活動ができましたが、そうでない場合は、やはりまず台湾に留学して学位を取得するか中国語をマスターするのがいいと思います。ちなみに台湾では留学生に対する奨学金がかなり太っ腹で、ほぼ無料で大学教育が受けられます。そして学部によっては授業、試験すべて英語で、中国語ができなくても卒業可能です。私も若ければこんな機会は逃さないのですが。
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